Note | borderland

(昨年4月の投稿より再掲載)いずれは写真の中だけの風景になる、というと地球上どこでも当てはまりそうですが、2026年、国際園芸博覧会誘致など土地再利用計画が具現化するとそう遠くないうちに生まれ変わるはずの風景。シリーズ「borderland」について。県内に点在する米軍施設の中で、2015年に土地返還された横浜郊外・元米海軍通信施設跡地。敷地面積は東京ドーム51個分。現在もかつての国境/有刺鉄線内立入禁止ですが、友好の印として植樹された桜が満開になる四月の第一週には元ヘリポートの一部が一般開放されます。今年新たに元号も変わる中、今後変化していく風景を戦後日本の歴史のひとつとして+神奈川の中のアメリカ。

 

2020年5月追記 : 国際園芸博覧会誘致が正式承認。公共交通機関や住宅地から離れた場所なので、新交通システムの敷設が計画されているようです。これまでは敷地内を撮ってきましたけれど、今後は敷地の外側の変化や周辺の人々の生活風景にも注目してみたいとも思います。以下、Photozine原稿を刷新。現時点での原稿を入稿してペーパーバージョンを制作するつもりです。*一部、周辺地権者の方にお話をお伺いしながら撮影しています。現役米軍施設の場合許可なくカメラは向けられません。

 

*photozine draft : America in Kanagawa / The reborn landscape in the near future. (documentary landscape) | 148mm x 188mm, 32 photos, 60 pages. *Print on demand version : Mr.B Super white paper 135kg, Perfect bound. | This series is an ongoing project, starting in April 2019.

 

featured on ‘of the land & us’

My photo series ‘Wintertag’ was featured on ‘of the land & us’ (Inspiration, Places). Thank you to Ameena Rojee (Founder/Editor. Croydon, UK) for featuring my work.

イングランドのof the land & usにWintertagシリーズが掲載されました。of the land & usオフィシャルサイト上、インタビューとインスピレーションの二つの構成となっていて、自分のは後者です。よろしくお願いします。

 

during a pandemic

ロックダウン以降、イタリアのある写真家はケミカルを取り寄せてC-41カラーネガの自家現像を始めた。C-41の自家現像なんてすごいね!とメッセージを送ったら、前からやってるんだけど今は家から出られないから丁度良いと思って、と返答があった。2008年頃に自分もC-41自家現像をしていたので、ISO感度に関係なく高温処理で3分15秒というのを思い出して懐かしくなった。アメリカ・ニューヨークのネイチャーを愛する女性写真家は、家から見える景色の動画をスマートフォンで録ってインスタグラムのストーリーに投稿していた。美しい風景、安全に過ごして、とメッセージを送ったら即返答があり、直後に静止画をフィードの方に投稿していた。しばらくこんな投稿が続くかも?と書き添えてあった。パンデミック/ロックダウン中の不可抗力な状況下でも今しか出来ないことを彼らは共有していると思った。

 

Aint-BadのエディタJennifer Timmer Trailさん(アメリカ・オレゴン州)が、パンデミック下の世界中の写真を共有/アーカイブしようというプロジェクト、COVID-19 PICTURESを立ち上げられました。この状況でしか創られることのなかった貴重な記録やアーカイブとなるのかどうかは今はまだ誰にもわからないと思うけれど、目的は前述のように至ってシンプルなもののようです。後年、COVID-19 PICTURESのアーカイブを客観的に見られるようになることを自分は願おうと思います(そう出来るときには、この世界的危機が収束しているはずという希望)。

追記 : 上記プロジェクトの着想は9.11、その際に写真を収集している機関があったこと、とジェニファーさんからメッセージを頂きました。インスタグラム上で当初@covidpicturesアカウントより日本人ではたまたま自分だけフォローされていたこともあって、ストーリー等を通じてこの企画を紹介/共有させて頂きました。おこがましく映っていましたら大変申し訳ありません。

Snowfall (out of season) + Sakura. In the neighborhood | These photos were taken during covid-19 pandemic. Mar.29.2020 *included in COVID-19 PICTURES

 

Everlasting blooms

Atelier and warehouse
Dried flower manufacturer at Hokuto, Yamanashi (Foot of Mt. Yatsugatake).

八ヶ岳の麓、山梨県北杜市。牛舎を改築した工房の内部、倉庫の中で出荷を待つ一組のドライフラワー。一枚目の写真が、アメリカ・ポートランドのパブリッシャー・Pine Island PressによるPhotography zine「Incandescent」issue 17に掲載される予定です。パンデミック下でIssue 17の制作はゆっくりと進行中とアナウンスされていますし、国際郵便もしばらくは難しいのかなとも思いますが、レイアウトも美しいzine、リリースと発売を楽しみに待ちたいと思います。

Photo 1 : My photo is going to be published next issue (A color film zine “Incandescent” Issue 17) so I’m really looking forward to it.

Pine Island Press (Portland, Oregon, US)
https://pineislandpress.com/
https://incandescentzine.wordpress.com/

 

 

終の住処 / Reincarnation

「終の住処 / Reincarnation」は大室山の山焼きを輪廻転生と捉えようと、2010年より両親にとっての終の住処を撮っているパーソナルなシリーズです(以下、issuuのみ再公開)。恥ずかしながら2018年に試作したzineの紙バージョンをインスタグラム上のストーリーで公開したところ、想定外、国内外の数名の方々からメッセージを頂きました。大室山に関することの他、海外からは、まだ販売しているか、デザインは自分でやっているのか、自分もzineを作りたい、いくつか質問していい?など。10年前の写真など非常に拙いものが多々あるので、リアクション自体大変有難いものでした。足したい写真も、ネガを再スキャンしてリプレースしたい写真も、撮り足りていないシーンも多々あります。これに限らず、issuu上の各zineは今後改めてペーパーバージョンを制作する予定です。

 

Photozine draft 2018 : This personal series is an ongoing project, which started in 2010. These photos are at my parents’ house and surrounding countryside the Izu peninsula. It is the last place that my parents live. | A5, 25 photos + Text (lang : EN/JP) | Print on demand version : Mr.B Super white paper 135kg, Perfect bound(無線綴じ)

 

Column | on the misty road

ゴールデンロッド、それが何かをすぐに思いつかなくて調べたらセイタカアワダチソウという植物の名前だった。ブタクサと誤解しやすい黄色いあれだと思って、ゴールデンロッドの方が良い響きなのになと思った。ロゴに意味がないわけない。美しいという意図が伝わってきそうなそのゴールデンロッドのロゴ、花言葉を調べた。生命力、元気、唯我独尊。花言葉が世界共通なのかはわからないけれど。

 

見ていたのは、アメリカ・ニューヨークの女性二人が立ち上げた小さなパブリッシャー、Goldenrod Editions。創設者のひとりのフォトブックが先頃リリースされた。両腕にタトゥーを入れたその女性が使っているカメラはプラウベルマキナだった。次は公募でzineを作るという。募集テーマはオープン、エントリーフィーはフリー、一人五枚以内、提出画像は300dpi、参加者対象に国境はなく、1月31日の締切日をベルギーのアーティストもアピールして遠くからサポートしている。もうひとつ、同じくニューヨークでオムニバス形式のzineを刊行しているところがあった。月毎に募集テーマが変わり、エントリーフィーは5ドル。有名どころではアメリカ西海岸のポートランドにもあるけれど、ソーシャルでフォローしてくれた各国の人達の紙ベースの文化にも作品提出してみたい、と思ってまたネガの再スキャンを試みた。

 

先日、髙村涼介さんよりフェデリコ・クラバリーノの写真集「Hereafter」が届きました。昨年、間接的/直接的な助言やサポートを頂き、闘病もあって先が見えなくなっていた道に自分なりの目標などを再設定できた感触もあったので、そのお礼に昨年末、マルセロ・ガルバーニの写真集「Eggs and asparagus」をお贈りさせて頂いたのですが、更にそのお返しというお心遣いに頭が下がります、本当にありがとうございました。金沢のオルタナティブ・スペースIACK河野さんにも感謝申し上げます。

January.31.2020 | Photos : “The misty road

 

SoundCloud

Written by Masato. -draft- 03’36”
Guitars, Keyboards and Programmed by Masato.

Chord progression
[Verse A] Fmaj7 → Cadd9 → Fmaj7 → Cadd9
[Verse B] Fmaj7 → G → Asus4 → A
[Chorus] Dmaj7 → A → Cmaj7 → Cmaj7 (A#maj7)

#Instrumental #Smooth Jazz #Jazz Fusion

 

at poetic scape

 
動画 : 3分20秒 | 11月30日東京中目黒、渡部敏哉さんの個展「Somewhere not Here」を鑑賞。動画は僕の興味で大変失礼ながら別途ご出版される写真集について色々とお聞きした会話がメインです。2年前の誕生日に友人が手渡してくれた写真集がMatthias Schaller「The Mill」でした。僕にとって自宅で直に触れられるシュタイデル社の本はまだその一冊、映画(新潮社)のような現地オフィスでの体験のお話はとても印象的でした。2011年震災から僅か数日後の新宿Place M以来、約9年ぶりにお会い出来た中、気さくに応じてくださったこと本当にありがとうございました。展示を通して、自分にとってポートフォリオを作る上でたくさんある課題のひとつ、アウトプットの細部にまで意識を込めることを改めて学んだ気がします。

cf. Steidl Spring/Summer 2020 | P.120「あれから」

*movie and music (loop) by Masato.

 

New Landscape Photography

Thank you to Willson Cummer (Editor/Curator of New Landscape Photography. New York, US) for featuring my work “Wintertag”. I truly appreciate all your kindness.

2010年から地道に運用されているアメリカ・ニューヨークのNew Landscape Photography | An International Art Blogに「Wintertag」シリーズが掲載されました (5 Photos + Brief description)。まったく異なるシリーズでポートフォリオレビューを受けた2010年当時、イタリアLandscape Stories、アメリカfraction magazineの他にこのブログをブックマークしていました。今回の掲載写真は、エディタWillsonさんのご意向で「自然と人工物」という組み合わせを主体にシリーズから五枚選別されています。よろしくお願いします。

 

featured on SEEN Magazine

Photo series “Wintertag” / featured on SEEN Magazine. Thank you so much for the feature. Founder/Curator : Julien Legrand (Lille, France).

フランスのコンテンポラリー・フォトグラフィ・プラットフォームSEEN Magazineに「Wintertag」シリーズが掲載されました (27 Photos + Brief description)。個人的にはFlickr、Tumblr、Instagramと長年縁を繋いでくれているイギリスのLloyd David (Night Photography / New Topographics) が掲載されていることなども嬉しいことのひとつです。よろしくお願いします。