wip: Group show

今月末より参加させて頂く展示イベントの準備と打ち合わせ。イベントの詳細は後日再投稿します。
展示イベントの告知をきっかけに、過去、イタリアの同じコンペティションに挑戦している写真家から日本に関する相談を受けた。「前々から聞こうと思ってたのだが」と連絡をくれたスペインの写真家ダニエル・フレイタス・ガルシア氏は今でも大判8×10で作品制作している。「実は日本に関連する私的な写真プロジェクトを進めていて日本へ行く予定なのだが、滞在予定地周辺にアーティスト・イン・レジデンスはあるだろうか?」。滞在予定地からのルート上、都内のギャラリーのレジデンス・プログラムをシェアしたところ、「良いアイデアを思いついたよ」と彼は言った。彼はそのギャラリーが開催する国際コンペティションの方に目を留めた様子だった。「まずはそれで日本で展示できるように、そしてお金を得られたら(受賞者には助成金が付与される)、数日間撮影に出歩くことにしようかな」。彼の初の写真集が出版予定であることも教えてくれた。アテンドできたわけではないけれど、目的のプライオリティに役立てたのならよかった。一方で、実験的写真プロセスとオルタナティブ写真プロセスを謳うアメリカ・カンザス州の高名なアーティスト、サラ・シルクスさんからは「あなたの(昨年作った)手製本はどこで買える?」とご連絡を頂いた。局員さんからロサンゼルスの大規模火災で航空便に遅延が生じていると教えてもらったけれど、本を新たに手作りして発送手配した。サラさんのアートワークのタイトルには日本語が与えられていることが少なくない。和紙を用いた手製本と楮紙を使用した展示物の進行に目を留めてくれたことに感謝なのです。

 

葛飾区四つ木にて、プロラボから送られたプリントの額装打ち合わせ。
My work: Pigment print on Awa washi Murakumo Kozo Select White 42 gsm (16×20 inch)
下: 加藤孝司さん撮影