HANDS | Ways of Seeing

Valentine Editions「HANDS」の公募の主旨にはひとこと「To touch is be touched」と記されている。そんな中、今年の春、四方幸子先生の著書『Ecosophic Art』をストーリーズに投稿したとき、ドイツの社会学博士号のビジュアルアーティストSandra Köstlerさんが、ジェームズ・ブライドルの本『Ways of Being: Animals, Plants, Machines: The Search for a Planetary Intelligence』を取り上げて反応してくれたことがあった。どちらの本も人新世と呼ばれる現代と未来における自然界と人間の在り方、後者はそれらとAIとの関わりが書かれているはず。Valentine Editionsのソーシャルアカウントから共同投稿された上図の僕の写真に、サンドラさんとサンドラさんのワークショップThe Space Labがリアクションを示してくれていたのはきっと、Ways of Seeingで、おおまかに人と植物についてイメージしてくれたのだろうなと勝手に想像。

以前の「ROCK」のように、将来「HANDS」は紙媒体化されてブックフェアなどに出展されるだろう。僕のはそれには含まれないかもしれない。Valentine Editionsキュレーターのクリスティーン (Christine Serchia) さんには、この写真はカラーフィルムの現像時にローラーの痕が残った低クオリティの古いスキャン画像を白黒変換したもので、むしろノイズを乗せることを考えたとお伝えしていた。クリスティーンさんからは別途「私たちにとって最も重要な関係性に関するデザインワーク」と謳うアカウントからフォローして頂いた。

▶︎ Instagram @valentineeditions
▶︎ UK-based independent publisher Valentine Editions
Curated by Christine Marie Serchia (Curator of Valentine Editions. Director of SERCHIA Gallery)