#note | borderland

いずれは写真の中だけの風景になる、というと地球上どこでも当てはまりそうですが、2026年、国際園芸博覧会誘致など土地再利用計画が具現化するとそう遠くないうちに生まれ変わっていくはずの風景。シリーズ「borderland」について。県内に点在する米軍施設の中で、2015年に土地返還された横浜郊外・元米海軍通信施設跡地。敷地面積は東京ドーム51個分。現在もかつての国境/有刺鉄線内立入禁止ですが、友好の印として植樹された桜が満開になる四月の第一週には元ヘリポートの一部が一般開放されます。今年新たに元号も変わる中、今後変化していく風景を戦後日本の歴史のひとつとして+神奈川の中のアメリカ。

 

一部、周辺地権者の方にお話をお伺いしながら撮影しています。現役米軍施設の場合許可なくカメラは向けられません。

 

*photozine : B5, 35 pages, 26 photos + Text (lang : EN/JP)  | This series is an ongoing project, starting in April 2019.

 

#note | Under the Overpass

県内西湘の海岸沿いを走る国道1号西湘バイパス20km区間の橋梁の下の光景を撮り続けているシリーズ「Under the Overpass」。県民の方ならば西湘バイパスから望む相模湾の景観をよくご存知と思う反面、西湘地区に住んでいないとバイパス下の光景にはなかなか意識が向かないようにも思う中、思いのほか海岸浸食が進んでいる様子。対照的に、人々の多くは頭上のバイパスを通過していくのでことのほか静かで穏やかな空気がそこにはありました。このシリーズは春夏秋冬、今後も時々継続していこうと思います。

人間が営為のために造り変える風景を淡々と客観視=ニュー・トポグラフィクスを近頃勉強中。美大の教科書的なシャーロット・コットン著「現代写真論/コンテンポラリーアートとしての写真のゆくえ」(昌文社)は京都造形芸術大学後藤先生企画監修、自分は後引きの辞書代わりにしています。

 

*photozine : B5, 31 pages, 24 photos + Text (lang : JP)