Column | on the misty road

ゴールデンロッド、それが何かをすぐに思いつかなくて調べたらセイタカアワダチソウという植物の名前だった。ブタクサと誤解しやすい黄色いあれだと思って、ゴールデンロッドの方が良い響きなのになと思った。ロゴに意味がないわけない。美しいという意図が伝わってきそうなそのゴールデンロッドのロゴ、花言葉を調べた。生命力、元気、唯我独尊。花言葉が世界共通なのかはわからないけれど。

 

見ていたのは、アメリカ・ニューヨークの女性二人が立ち上げた小さなパブリッシャー、Goldenrod Editions。創設者のひとりのフォトブックが先頃リリースされた。両腕にタトゥーを入れたその女性が使っているカメラはプラウベルマキナだった。次は公募でzineを作るという。募集テーマはオープン、エントリーフィーはフリー、一人五枚以内、提出画像は300dpi、参加者対象に国境はなく、1月31日の締切日をベルギーのアーティストもアピールして遠くからサポートしている。もうひとつ、同じくニューヨークでオムニバス形式のzineを刊行しているところがあった。月毎に募集テーマが変わり、エントリーフィーは5ドル。有名どころではアメリカ西海岸のポートランドにもあるけれど、ソーシャルでフォローしてくれた各国の人達の紙ベースの文化にも作品提出してみたい、と思ってまたネガの再スキャンを試みた。

 

先日、髙村涼介さんよりフェデリコ・クラバリーノの写真集「Hereafter」が届きました。昨年、間接的/直接的な助言やサポートを頂き、闘病もあって先が見えなくなっていた道に自分なりの目標などを再設定できた感触もあったので、そのお礼に昨年末、マルセロ・ガルバーニの写真集「Eggs and asparagus」をお贈りさせて頂いたのですが、更にそのお返しというお心遣いに頭が下がります、本当にありがとうございました。金沢のオルタナティブ・スペースIACK河野さんにも感謝申し上げます。

January.31.2020 | Photos : “The misty road