met up in Ebis | Megutama

(動画ログ : 46秒)4月初旬、恵比寿めぐたま。この3人で集まれたのは約15ヶ月ぶりだった。久しぶりの放課後のような時間の中、この席上、グラフィックデザイナー+写真家・岡野康史さんが石川直樹WSに通われているらしいという話も聞き、岡山から高松に行かれているのかなとか、昨年と一昨年の高松への道中で連絡でもすればよかったと思った。4日後、それを見透かしたように岡野さんから連絡が来てびっくりした。2010年のポートフォリオ・レビューで席が隣同士だったご縁。プラウベルマキナを購入されたと聞いて、このご時世にマキナユーザーがひとり増えたことも嬉しかった。フィルムに回帰とかメジャー作家の影響よりも機材やフォーマットの選択肢のひとつかな?と思った。

*昨年、New Landscape Photographyの中で、金山貴宏さんの「Shades of The Departed」が目に留まり、タイトルと写真からそれが青森であることは想像できたけれど、英語のステートメントを読むまで、そのテーマが震災ベースだとは思わなかった。当時の被災地の惨状を記録したドキュメンタリーよりも、もし、あの震災に関する何かを手元に残しておこうと思うなら、僕はこれが写真集化されていたらいいなと思った。天と地、悼み、日本古来の伝説、会いたいと願う人と会える場所、そこに向かう人々。この日のめぐたまでは、僕は1月の都写美で鑑賞した「While Leaves Are Falling…」の写真集を手に取りました。

 

HIKARI

写真は伊豆大室山、Rollei 35 SE。先日、本が自宅に届いた。アンソニー・ドーアの「すべての見えない光」、表紙はロバート・キャパ/マグナムフォトだった。送り主からの一文も添えられていた。タイトルを見て、昨年夏の小豆島、Gallery KUROgOと映画「光」、見えなくなる光と希望の光、それと島で出会ったデザイナーから聞いた「光」の導きのようなエピソードも連想した。それに似た難聴への励ましに本の送り主へお礼のメッセージを送った。「帯が池澤夏樹だったらしい!」との返信に驚いて本を確かめた。スティル・ライフのチェレンコフ光の次は藤井光さんの訳本。そんな偶然?!にも感謝してゆっくり読もうと思った。

*写真 : photo series/story “A life alive | 終の住処” より

 

deja vu

ヤー・チャイカ、ヘルシンキ、スティル・ライフ。突発性難聴になった昨年12月以来、視界も狭くなる感覚。意外と聴覚がセンサーを担っていたような気もする。猫のように。神経の腫れ、閉塞感、耳鳴りと痛み、片方の音が聞こえないことよりも、気配を誤る。体の外の。そんな中、心の置き場所のように池澤夏樹さんの本を繰り返し読んでいます。「スティル・ライフ」は20年ぶり、もっと早く読み返せばよかったと後悔。これは、昨年足を運んだ写真展とも偶然重なる話など、三つの小説の読後ログ。

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at POST BOOKS

展示鑑賞ログが続く。11月23日、都写美から1年ぶりのPOST BOOKSへ。高倉千鶴さんのご友人、滝沢広さんの「AVALANCHE/DUAL」。岩や雪山をモチーフとしたテクスチャー、制作時に発生した凹凸やノイズを残し、それらがテーマや表現上の意図を持ち始める現代アート。写真新世紀のときのエピソード、アメリカでプロファイリングを学んだお話の他、個人的にアーティスト・ステートメントを置かなかった理由などもお尋ねして、コンセプチュアルな発想を色々とお聞き出来たことが楽しかった。滝沢さん、高倉さんご両名に感謝です。その後、Taさんと僕はPOSTから昨年末と同じ夜道を歩いて写真集食堂めぐたまへ。今年もあと1ヶ月。

*Ref. 現代アーティストのアートワーク紹介プラットフォーム・parapera | Vol.13 Hiroshi TAKIZAWA

 

at topmuseum

11月23日、Taさん(左)の呼びかけで、フォトグラファー・高倉千鶴さんと都写美会合。高倉さんとはあるお仕事で7月にご一緒して以来。長島有里枝「そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々」、TOPコレクション「シンクロニシティ | 平成をスクロールする 秋期」を鑑賞。長島有里枝さんは写真もインスタレーションも母になっていた。シンクロニシティは米田知子さんを始め、錚々たる作家作品に見所満載。後者は図録も購入。個人的には12月にも時間があれば「無垢と経験の写真」作家五人展に行ってこようと思っています。

 

A journey into Helsinki | in Futakotamagawa

11月15日の夜、fukuda hidekoさん (@deco_o : flickr / ig) とASAMI KUMIKOさん (@soreikea : flickr / ig) の海外スナップ旅写真展「Helsinki」スタバ玉川3丁目店へ。事前にご連絡を入れ、decoさんとASAMIさんが店内で待っていてくれた。初対面+閉店時間まで長居してしまいながらエスプレッソトニック1杯を飲みきらなかったことを反省しつつ、そこにそれがあったことをすっかり忘れてしまうような時間だった。

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It goes on

イルフォードの白黒フィルムと現像液/定着液で久しぶりの自家現像。わけもなく川沿いを撮り歩いたこれらの写真に特別意味もないけれど、現像タンクを振って、ネガを吊って乾かしながら、9月に行ったアラーキー展@都写美のことを自分のために書いておこうと思った。今年「私写真」を観るのはそれが二度目だった。

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in Shodoshima | Setouchi Trip

1年ぶりに高松へ行った8月のお盆、帰路、30年ぶりに小豆島へ渡った。土庄港から島の北側を回りたかったけれど、車に多少トラブルもあって、走行距離が短い南側から坂手港へ向かった。途中、映画村には行こうと思った。4月にオープンしたGallery KUROgOに寄ってみたかったのだ。KUROgOってどういう意味なのか、gを小文字にしている理由、そこでデザイナーと知り合った。

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Minami-Nagasaki

一色真由美 × 小山奈那子「波の穂」、告知を見て二つの理由で観に行こうと思った二人展。9年前、奈那子さんが日芸在学中に開いた初個展以来の展示鑑賞、顔を合わせるのは4年ぶりだった。そして、ターナーギャラリーがある東京都豊島区南長崎は自分の出身地。二人展開催初日の7月29日、展示鑑賞と合わせて母方の今は亡き祖母の家の周り、トキワ荘通りも歩いた。

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in Osaka

6月16日金曜日、大阪hitoto gallery。今回のインパクトはタイトルからだった。フライヤーのデザインは、タイトルの意図をタイポグラフィだけで見事に表現されているような美しくて強い印象だった。”めをつむってみる”、”see inside”との関連なども想像しながらギャラリーのドアを開けると、1年ぶりにお会いするこひやまさんのお顔には初めて見るヒゲがあった。小檜山貴裕 写真展「もうこわくて目があけられない」。

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